fluentd for windowsなお話【その2 導入編】
fluentd for windowsなお話【その1】では GitHub上でWindows版のfluentd が開発されている事を書きましたが、実際に導入するにはどうすればいいかを書きます。
(大変そうだと思った方は、こちら fluentd for windowsなお話【その3 簡易導入編】)
前提条件
- ruby 1.9.3-p429以降
導入ディレクトリはデフォルトの c:\ruby193 等スペースの入らないディレクトリ
binにパスを通しておく
PROXYを利用する場合には、set HTTP_PROXY=http://proxy.your.co.jp:8080 で環境変数を設定してください - Ruby devkit の導入
導入方法
- GVLを使用しない様に修正した、cool.io の gemファイルをダウンロード
https://github.com/MasayukiKiyota/cool.io/blob/master/pkg/cool.io-1.2.0.gem?raw=true
-
コマンドプロンプトから、gemをダウンロードしたディレクトリで、
gem install cool.io-1.2.0.gem - GitHubのFluentdのwindowsブランチから、gemファイルをダウンロード
https://github.com/fluent/fluentd/blob/windows/pkg/fluentd-0.10.42.gem?raw=true
-
コマンドプロンプトから、gemをダウンロードしたディレクトリで、
gem install fluentd-0.10.42.gem - 他の必要なgemをダウンロード&コンパイルして導入されます
- c:\ruby193(任意のフォルダ)に移動して
fluentd --setup ./fluent
(c:\ruby193\fluentd が作成されて、confファイルがコピーされます
実環境に合わせてconfの修正を行ってください)
動作確認
- 以下のコマンドで実行します
fluentd -c ./fluent/fluent.conf -vv
※Windows firewallの警告が表示されたら「許可」をクリック - ブラウザを開いて、以下のアドレスを入力してください
http://localhost:8888/debug.http?json={"action":"login","user":2} - fluentd 実行中のウィンドウに
2014-02-20 18:45:33 +0900 debug.http: {"action":"login","user":2}
のようなログが表示されればOKです