fluentd for windowsなお話【その3 簡易導入編】
もっと簡単に動かしたい人へ
その2を読んで「敷居高いな〜」と思った人はこちらを
fluentdを動かす為に必要なモジュールをまとめたインストーラーになっています
導入&使用方法
- 上記のリンクからmsiファイルをダウンロード
- msiファイルをダブルクリックして導入
- ※導入先は変更しないでください
- confファイルを自分の環境に合わせて修正(デフォルトではc:¥fluentd¥etc¥fluentd.conf)
- スタートメニューからrunfluentdを実行
サービスとして実行したい場合にはスタートメニューのinstallsvcを右クリックして管理者として実行することでWindowsサービスとして登録されます。
サービスとして実行した場合のログは、「c:\fluentd\log\fluentwinsvc.log」に出力されます。
その1で書いてある手順で導入したものとの違い
- cool.ioのloopでGVLを使用しないように修正したモジュールを含む
(Ruby1.8相当で実行) - 起動用のバッチファイルを用意
- Windowsサービスへの登録・解除
現状でいまいちな点(早く直せよとは言わないで)
- 導入先を変更した場合、手でファイルを修正する必要がある
- サービスの登録・解除は右クリックして「管理者として実行」する必要がある
- confファイルがデフォルトのまま(実稼働させるためには要修正)
まだ、標準のpluginしか入っていませんがfluentdに興味のあるWindows使いの人はどうぞ試してみて下さい
標準以外のpluginの導入方法
- コマンドプロンプトを開きます
- 導入ディレクトリ¥bin¥servants.batを実行
- gem install gemname
(ネイティブコードが必要となるpluginは Rubyのdevkit の導入が必要です)
導入ディレクトリの変更方法
インストーラーで導入先ディレクトリを変更した場合、以下のファイルを手で修正してください。
- C:\fluentd\lib\ruby\gems\1.9.1\gems\fluentd-0.10.42\lib\fluent\env.rb
- C:\fluentd\bin\fluentd.bat
- C:\fluentd\bin\fluent-cat.bat
- C:\fluentd\bin\fluent-debug.bat
- C:\fluentd\bin\fluent-debug.bat